愛知県とNPO法人日本ジャパンフード協会が協働で「2006あいちの伝統野菜のフォーラム」を12月2日に名古屋調理師専門学校の多目的ホールで開催しました。
当日は多くの皆様にご来場いただき、盛況のうちに開会することが出来ました。ありがとございました。

当日は関係各位のご協力により、10種類もの伝統野菜を展示し、ご来場の皆様にご紹介しました。
展示した伝統野菜は、「愛知縮緬かぼちゃ」「宮重だいこん」「方領だいこん」「八名丸さといも」「大高菜」「愛知早生ふき」「越津ねぎ」「早生とうがん」「野崎2号はくさい」「碧南鮮紅五寸にんじん」などです。

その中の「八名丸さといも」「愛知早生ふき」「越津ねぎ」「碧南鮮紅五寸にんじん」を使った試食を行い、レシピも来場者の方にお配りしました。伝統野菜の種の販売コーナーも盛況でした。

基調講演は、講師に日本料理の若手オピニオンリーダーとして活躍されるよし川(繭の家・別館・新別館)総料理長である文山正彦氏をお招きして「粋な日本料理とあいちの伝統野菜」についてお話しいただきました。
会場にはデモンストレーション用の調理台が設置されており、文山氏に「八名丸さといも」を調理をしながらお話しいただき、その手元の様子はモニターで会場の皆様にご覧いただきました。

また、パネルディスカッションとして、「伝統野菜の今とこれから」をテーマに

 パネラー: 種苗 野崎 寛氏(愛知県種苗協同組合理事長)
       生産 後藤 猛氏(江南園芸組合ネギ部会長(越津ねぎ生産部会長))
       流通 坂川典夫氏(加野青果株式会社営業部果実部長)
          小畑文明氏(全国青果物商業協同組合青年連合会常任顧問)
       学校 倉橋伸子氏(犬山市立東小学校栄養職員)
 コーディネータ:國本桂史(NPO法人日本ジャパンフード協会理事長)

というメンバーで、お話しいただきました。